「えせビスクドール」第一号

「皆さん．．．いかがお過ごしですか？・・・」

・・・この書き出しを書くのも本当に久しぶりでありまして，「TANKOWANKO、恥ずかしながら帰って参りました。」（って，このフレーズ，私の年齢位から上の人しか解らんやろなぁ。）

長い間お休みしていましたが，決して岡田准一君がどこかの女優さんと，不倫していたと言う報道がショックで，寝込んでいたという訳では有りません。

確かにインフルエンザで寝込んでおり、コンピューターの調子が今ひとつ良くなかったのも一因ですが，やはり更年期のせいかどうも

「面倒くさい（；^ω^）」の一言で、何をやってもはかどらない。

終いには、あの優しいダンナ様が「たまにはちゃんと掃除せいや、ワ～～～レ～～～（吉本風）」・・・と言うニュアンスで私に注意を促す始末。

これではいかん・・・。

解っていても，せっかく始めたバイオリンも最近練習をさぼっているし。バレエはめまいが時々起こるので、何度か休んだら，すっかり振り付けが解らなくなって、レッスンについて行けない。

これではいかん・・・

そう、そして何を思ったか突然、以前から作りたかったビスクドール（風）お人形作りを始めました。関節球体人形とでも申すのでしょうか？　

ビスクの焼き釜を持っていないので，乾くと陶器の様に固まる石膏の様な液体を型に流し込んで，顔だけを作って、色付けし，水性ニスでコーテイングしました。

そして出来合いのビスクドール用の木製の身体をインターネットで買って，接続しました。自己流で作ったので，TankoWanko特製「えせビスクドール」になりました。

私は小さい頃から両親が共働きで，姉達も学校のクラブ活動等で遅かったので，いつも一人で遊んでいました。歳のはなれた姉がぬいぐるみを作るのが素晴しく上手くて、よく私にお人形を作ってくれました。

だから何故かお人形を触っていると，気持ちが癒されます。

イメージ 1

ダンナ様は私が「コレクター」になるのを警戒していますが，私が人形を作ることは今の所はとがめません。

顔型に「ジュモーエデンベベ」と書いてあったので、インターネットで観たジュモーのエデンベベと言う、可愛いお人形の写真をお手本に顔に色づけしました。

顔のベースにアクリル絵の具で色を付けましたが，ちょっと肌色が濃かった感じになってしまいました。お化粧はパステルで、人形のまつげは、老眼＋乱視も入り細い筆ではどうも手が震えるので、極細ペンで描きました（；^ω^）。

仕上げに父が使っている「フィクサチーフ（定着材）」を軽くかけて、水性ニスで仕上げました。その為，お顔がテカテカにピカッています（；^ω^）・・・（後でつや消しの水性ニスが有るという事を知りました。しまった。）

イメージ 2

いや～～っ，テカってるね～～。

フィクサチーフが足りなかった（？）せいか、ニスを塗り始めるとほっぺたのチークが少しにじみ、色むらが少しできてしまいました。それと，思ったより色が濃くし上がってしまいました。難しい物です。

写真のオリジナルベベちゃんのお顔は、もっと汚れを知らない，無垢な感じの顔立ちですが、私のはちょっとスナックで働いた経験が有りそうな、顔立ちのお人形に仕上がってしまいました。（；^ω^）なんでやろ？（心が汚れているせいか？）

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が，しかし，第一号の人形にしてはまぁまぁの出来だと思いませんか？（自画自賛）（；^ω^）

有り合わせのカツラをかぶせてみました。ちゃんと合うカツラを買ってあげるからね。しかしテッカテカ。

名前も付けてあげなくちゃね。

お人形作りは、結構お金がかかるので、少ししたら第二号に挑戦したいと思います。